家庭果樹づくり

趣味の家庭果樹づくり歴は15年以上、初めて植えた「スモモ」「プルーン」「さくらんぼ」は、今でも元気ですが、途中であきらめた果樹も多いです。「ぶどう」「もも」「ネクタリン」は、途中であきらめて切ってしまい、今はありません。その後、「キウイフルーツ」「日本なし」「西洋なし」「りんご」など種類を増やしてきました。栽培の難易度やポイントは、作者の独断と偏見に基づくものです。したがって、他の地域での栽培や皆さんが栽培するときに当てはまるかどうかは全く分かりません。あくまで、参考程度に読んでください。

現在栽培中の果樹
果樹の名前 品種名 収穫時期 栽培の難易度 特 徴 や 栽 培 の ポ イ ン ト
スモモ 大石早生 7月 大木になりやすく、隔年結果しやすいので、剪定摘果をしてやると良い。無農薬栽培も可能。
スモモ ソルダム 8月 ★★★ 大石早生より、ずっと濃厚な味が魅力。無農薬栽培では「ふくろみ病」という病気で収穫量は5%程度まで激減する。
スモモ サンタローザ      今年植えたばかりの品種ですが、大石早生より大果になる品種です。木が大きくなったら、ソルダムを切る予定です。
プルーン シュガープルーン 9月 ★★ 栄養価が高く、生で食べてもおいしく、ジャムや干しプルーンにもなるので、お薦めの果樹です。隔年結果しやすいので、摘果してやるとよい。枝裂けにも注意が必要。品種によって果実の大きさがずいぶん異なるので、大果系の品種がお薦め。無農薬栽培も可能。
さくらんぼ 佐藤錦 6月 ★★ 無農薬栽培も可能で、子供たちに大人気の果物ですが、鳥害と雨による裂果が悩みのタネ。防鳥網を張らないと1粒残らず食べられてしまいます。雨よけ栽培なら最高です。ナポレオンなどの受粉樹が必要。
さくらんぼ ナポレオン 7月 ★★ 佐藤錦より収穫時期が遅く、酸味が強く食味も劣るが、佐藤錦の受粉樹として必要。ポイントは佐藤錦と同じ。
キウイフルーツ ヘイワード   ★★★ 無農薬栽培は可能だが、棚仕立てが必要なことと、剪定がやっかい。受粉用に雄株が必要。剪定と摘果がポイント。
日本なし 豊水 9月 ★★★★★ 無農薬栽培では「赤星病」や「シンクイムシなどでほとんど収穫は見込めない。剪定や摘果、袋かけ、防除(農薬散布)など、栽培には相当の覚悟が必要。風で実が落ちやすいので、棚仕立てがベター。苦労して作った完熟品の味は最高だけど、日持ちしないので注意のこと。
日本なし 新興 10月 ★★★★★ 新潟名産のなしで、やや酸味が強いものの、貯蔵性があり、長い間楽しめるところが魅力。栽培ポイントは豊水と同じ。
西洋なし ルレクチエ 10月 ★★★ 新潟名産の西洋なしで西洋なし中最高の食味を誇る。この西洋なしを食べたら他の西洋なしは食べられません。収穫してから、追熟が必要だが、長い間楽しめるところが魅力。風で実がとても落ちやすいので、棚仕立てにした方が良い。「輪紋病」が難敵だが、それ以外は、思いのほか作りやすい。
りんご 王林 10月 ★★★★★ 印度りんごの血をひく、香り豊かな品種。「斑点落葉病」「黒星病」「キンモンホソガ」など次々発生する病害虫との戦いです。無農薬栽培不可。あまり日持ちはしない。
りんご ふじ 11月 ★★★★★ 食味も良く、貯蔵性が高いので、うまく作れれば長い間楽しめる。斑点落葉病」などには王林より弱く、栽培は難しい。

この他にも「びわ」や「柿」がありますが、私は管理していないので、コメントしません。

栽培難易度 ★(易しい)〜★★★(やや難しい)〜★★★★★(非常に難しい)

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