安全講習会資料
                               1999.9.25       by 極楽とんび
1 装備の点検・調節
  新しいハーネスやアクセル等の調節は、シュミレーターを十分活用して調節のこと。
  地上でできる準備でやりすぎというものはない。
  装備を装着する順番を習慣づけることが大事。特にハーネスは、必ずレッグベルトから付けること。カラビナはハーネスに常に装着しておくこと。長袖・長ズボンが原則。
 
2 プレフライトチェック等
  プレフライトチェックを確実にすることで防げる事故があるし、プレフライトチェックをやっている間に精神的な余裕もでてくる。
(1)チェックの習慣付け
(2)チェックの順番
   ハーネスの装着、ベルトの調節、レスキューパラの点検、ラインの絡み、無線周波数・音量の調節、バリオメーターの調節等
(3)ウェイティングの間に状況の観察を
   風向き、強弱、サーマルの周期、他機のコースどり、サーマルポイント、雲の動き・流れ
   →自分なりの飛行プランをたててからフライト(最低でも3つ位フライトプランをたてておく)
 
3 セッティング
  スタ沈の何割かはセッティングのミス。
(1)基本
  ア 必ずセンターから立ち上がるように山型に広げる。
  イ キャノピーの中心に立つ。
  ウ 風に正対して広げる。(真横に近い風の場合は30度位の角度で)
  エ 風が弱いときには、キャノピー寄りに立ち、ライズアップのスピードを上げる。(2)応用
  ア フロントライズアップかリバース(クロスハンド)ライズアップかの選択
  イ 風の強弱によりセッティングの場所を決める(強いときは下の方で)
  ウ リバースライズアップの場合は、1回ライズアップして風に正対させると同時にキャノピーに風をはらませるとやりやすい。
 
4 ライズアップ
  ランディングと違って、ライズアップは何回でも繰り返し練習が可能。
  段階をおって練習する。初めのうちは、できるだけ簡単な条件で、コツをつかむこと。
  @初級機を使う A1サイズ小さい機体で Bコンディションの良いところで
  Cコントロールライン(ブレークコード)は使わない 

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