第5回(1998年)胎内パラグライダー大会観戦記
10月10日(日)に予定されていたパラグライダー大会が、雨と強風で中止となり、順延となった翌11日は、天気も回復しgood
condition を予感させる日となりました。
ただ、参加者と観客が減ってしまったことは残念・残念。でもお天気まかせ、風まかせのパラゆえこればかりは仕方がないか。
さて、競技内容はといえば、<セットタイム+ターゲット>ということで、conditionの読みとtargetのcircleにいかに正確なsafety
landingを決められるかがポイントだ。
特にflight time が期待できない渋い condition
ともなれば、target point の200点が勝負の行方を左右する。
選手はtakeoff 前にflight timeを自己申告し、次々にtakeoff
するが、思ったよりflight time が伸びずに3〜4分でlanding
してしまう。こうなるとlanding pointが勝負だ!!
案の定、landing poit の200点をget した選手は全員上位入賞となる。
惜しかったのは田辺(明)さん、田村(茂)さん、山内さんの3人。
田辺さんは5分申告のflight time をほぼ正確にこなし、あとはtarget
を決めれば優勝かというところで、landingした後
circle内を若の花ばりにcircleにつたって走り、何とかcircleからはみ出さないように頑張ったものの、惜しくも半歩circleから足がでてしまい、target
point は100点どまり。結果的にはこれで優勝を逃してしまった。
テイクオフクローズの直前にリフライト申告した田村さん、山内さんがtakeoff
したら何とサーマル condition に、landing
area で待っていた選手たちも「さあもう1回上がろう」と色めきたつが、残念なことに時間切れ。ただただ2人のenjoyable
flight を下から眺めるだけ、「これで優勝は決まりだな!」とか「ああ!もうちょっと待てばよかった!」とか言っても後の祭り。
ところがどうしたことか2人とも申告時間をすぎても降りる気配なし。どうも優勝よりせっかくのサーマル
condition を楽しもうと腹を固めたらしい。
結局は5分申告を4分18秒で飛び、landing
point を200点getした丸岡が、total point
558点で優勝。第1回の優勝以来2回目の優勝を飾ることができました。
最後に大会運営に当たられた事業部長の安孫子さんをはじめ、事業部員の皆さんお疲れさまでした。おかげさまで楽しく大会に参加することができました。
1998.10.25
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